アロマクラフト講座で気をつけること

先日生徒さんとクラフト講座を行っている時に生徒さん側からいくつか質問がありました。その中で多かった質問で、国産のアロマ精油と外国のアロマ精油を混ぜる事に懸念する方がいます。この事について結論から申し上げます。
化学反応で危険な物質が発生することはないため、ブレンド自体は可能ですが、ブレンドを避ける人がいる背景には、「香りの調和(世界観)」や「品質管理」におけるいくつかの懸念理由があります。
避けたほうが良いとされる主な理由は以下の通りです。
1. 香りの「世界観」やバランスが崩れやすい
- 国産精油の特徴:ヒノキ、ユズ、月桃など、繊細で軽やか、どこか「和」を感じさせる優しい香りが多くあります。
- 外国産精油の特徴:ラベンダーやイランイランなど、主張が強く濃厚な香りが主流です。
- 混ぜない理由:外国産の力強い香りに国産の繊細な香りがかき消され、国産精油ならではの良さが台無しになってしまうことがあります。
2. 品質基準やトレーサビリティの格差
- 国産精油:生産者が明確で、抽出日や抽出部位、農薬の有無などのトレーサビリティ(追跡可能性)が厳格なものが多くあります。
- 外国産精油:一部の安価な製品には、不純物の混入や合成香料による希釈(カサ増し)のリスクが潜んでいます。
- 混ぜない理由:信頼性の高い国産精油に、品質の不透明な外国産精油を混ぜてしまうと、全体の純度や安全性が落ちてしまう。
3. 「セラピー(効能)目的」のブレンドが難しくなる
- メディカルアロマなどで期待される心身へのアプローチは、植物が育った「土壌」や「気候」に深く関係します。
- 生育環境が全く異なる国産と外国産の精油を混ぜると、本来意図していた特定の効果・効能のバランスが予測しにくくなる場合があります。
💡 もし混ぜて楽しみたいときのコツ
もし2つを組み合わせる場合は、外国産精油の量をごく少量(国産の半分以下など)に抑えるのがポイントです。例えば、「ヒノキ(国産)」に「ベルガモット(外国産)」を1滴だけ加えるといった方法なら、国産の良さを引き立てつつ、爽やかな変化を楽しめます。
ブレンドする際は、どちらもパッケージに「エッセンシャルオイル」または「精油(天然100%)」と記載されているものを選びましょう。
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