⛩️2025年の開運の神様とは

「七福神の話の中に安息香」
安息香とは別名、ベンゾインと言われ、「ジャワ島渡来の香り」という意味の言葉が名前の由来です。古くから悪霊祓いや宗教儀式に使われたほか、薬や香水の原料としても使われ来ました。

植物としてのベンゾインは、熱帯の高木の樹脂から抽出され、高さは20mになります。黄色か白い花を咲かせ、固い果実をつけます。植林後、7年ほど経過すると、樹液を抽出することができます。

日本では七福神の中で唯一の女性、弁天さまにもこの安息香は出てきます。お経の中に、釈迦の説法を聞いた弁天さまがみんなに向かって、悟りをひらけるよう、長命でいられるようにとっておきの入浴方法を説明する話があります。そこで出てくる入浴法に安息香が出てきます。その他、沈香や麝香(ジャコウ、ムスクのこと)、現代のパチュリやサフランなど32種類もの香料をいれた香料風呂に入るという方法です。そんなたくさんの種類を入れるのは無理だとしても、数種類なら今でも楽しめます。美の神の入浴法を今、やってみるのも楽しいかもしれません。

12月31日に大掃除が終わった後にこの安息香を家全体を浄化させてあげると来年の開運につながるのかもしれませんね。12月の14、15日のイベントでは弁財天にまつわるこの安息香の使い方も伝授していきたいと思います。お楽しみに・・・

     弁財天