調香師(パヒューマー)とは②

最近では、アロマセラピストとしての活躍の場を伸ばし、調香師(パフューマー)独自の切り口で独立することが可能で、その需要も高まっています。
空間全体に香りを満たし、香りの持つリラクゼーション効果をエステや整体等で活用しているケースもあります。
また既製品との差別化を図るべく、オリジナルの香水を販売している調香師もいらっしゃいます。
カウンセリングを充実させて、お客さまの好みに合わせた香水を調香できるのが強みであるといえるでしょう。
「調香師」とは、香水をはじめとする香りのスペシャリストのことを指します。
パフューマーが創り出すのは香水だけではなく、柔軟剤、シャンプー、入浴剤や洗剤などの生活用品から、歯磨き粉や食品に使用する芳香剤まで幅広く行っているのが特徴的です。
一般的に、フレーバー(食品など)を調香する人をフレーバリスト、香水を調香する人をパフューマーと呼んでいますが、調香師(パフューマー)は常日頃から、数千種類にも及ぶ香料を組み合わせ、新しい香りを生み出しています。感性が問われる職業なため、多くの人に芸術的な香りを届けられることは、やりがいも感じられることでしょう。 監修:水野かよ