徳川家康公と植物療法
今日、お仕事の関係で久能山東照宮にお伺いしました。そこで家康公が愛用していた面白いものを発見したんですが…それは香具なんですね。今で言うと精油箱です。3つ程綺麗なかたちで展示されていて当時のものとは思えない程のキレイなかたちで残っていました。
昔、沈香(じんこう)や香木を主に、戦国武将たちは戦場へ赴く前にその荘厳な香りを甲冑に焚き染めていたといいます。
当時、家康公も自分で香りを調香したり植物療法をしたりして薬効のある薬をみずから作っていたと言う古書が残っていますから今考えると相当な知識があったんじゃないかと思います。だからこその知識を戦場で怪我の処置や兵士たちの心のケアに役立ていたように思えます。
大変な時代だったからこそ知恵を使って生き抜いて来たんでしょう。
そこで家康公ゆかりのお香を作ってみました。白檀や生薬が好きで沢山のお香を所持していたそうですからあの箱にはどんな精油やお香が入っていたのかと想像するだけでワクワクしますね
家康公オイルマッサージ作り方
材料
パイン精油 4滴
セサミオイル20ml
作り方
ガラスボウルにオイルと精油を入れてマリアージュさせます。
優しくマッサージしてみてください。家康公がこよなく愛した松の香り。松平の家紋にもあるように優しく身体を癒しくれます。
家康公ゆかりのお香
材料
白檀(サンダルウッド粉末)15g
沈香 5g
ロータス精油 1滴
作り方
三角コーンの中に入れる
固まったら硬めて乾かします。
お香に火を灯せばそこには花鳥風月極楽浄土…家康公が未来に投射した世界が広がります
花鳥風月極楽浄土を表したと言う久能東照宮の神殿この調香が家康公に届けばと思います。