元気がない時は首周りを温める。

東洋医学における大椎(だいつい)は、首の後ろにあるツボで、肩こりや首の痛み、風邪の予防などに効果があるとされています。体調がいまいち優れない時は是非首を前のみゆりかごのように左右に動かしたり、温めたりすると活力が上がります。

注意:「気持ちが良いからと言って首をぐるぐる後ろの方に回さないようにしましょう」

【大椎の場所】首を前に曲げたときに、首と背中の境目にある骨(第7頸椎)のすぐ下にある首の後ろ、第7頸椎と第1胸椎の間に位置します。

【大椎の効果】身体を温め、免疫力を高める頸椎症の治療、風邪の治療、疲労軽減、白血球減少抑制に効果がある肩こりや首の痛みに効果がある風邪を予防し、悪寒、頭痛などの症状をやわらげる効果があります。

【大椎の活用法】

風邪を引きやすい方、あるいは風邪のひきがけで寒気がするような場合、「大椎」の周りをアロマを浸したホットタオルをお勧めします。就寝する時に首に乾いたタオルをまいて就寝すると、体が冷えず風邪の予防にも役立ちます体の冷えのひどい方は温灸・カイロで温めるのも効果的です。

緊張型頭痛や今いち気持ちがだるく上がらない時におすすめのアロマオイル

  1. ラベンダー 緊張型頭痛にも ラベンダー は効果があります。 肩や首の筋肉の緊張を和らげ、痛みを軽減します。
  2. カモミール・ローマン カモミール・ローマン は、鎮静作用と鎮痛作用を持ち、筋肉の緊張をやわらげる効果があります。 特にストレスや疲れが原因で起こる緊張型頭痛におすすめです。
  3. スイートオレンジ 柑橘系の香りが特徴の スイートオレンジ は、ストレスをやわらげ、心をリフレッシュさせる働きがあります。

【大椎の名称の由来】首の背骨は全部で7つありますが、大椎があるのは7つ目の骨の下7つ目の骨は、首の背骨の中で”一番大きな”骨です。

気持ちが上がらない時は首周りを動かし温めてみましょう。   

口角上げていきましょう!笑顔がいちばん⭐監修:水野かよ