セラピストになる為の極意です。お客様へのハ―ブティーの提供について
受講生徒さん必見です。参照して見てください。
ハ―ブティーは摘みたてのハーブを使用したものをフレッシュハ―ブと呼び、さらに乾燥させたものを煮出した飲み物をドライハ―ブと呼びます。英語では、フランス語のハーブティを意味する Tisane からチザンとも呼ばれています。
主にハーブには、抗酸化物質、抗炎症物質、抗菌物質、ビタミン、ミネラルなどが豊富に含まれています。 これにより、ハーブティーは免疫力の向上、消化促進、ストレス軽減、睡眠改善、ダイエット効果など、多くの健康上のメリットが得られるといえます。
サロンにご来店されお客様に提供する作りたての美味しいハ―ブティーはクライアント様の満足度やリピート率を上げてくれます。
そこで、お客様が飲まれる際に服用に注意が必要なハーブがあります。ハ―ブは他の植物と違い禁忌も多いのが特徴です。施術前に必ずカウセリングを行った上での提供を心がけていきましょう。
①妊娠中には使用しないハーブ
②授乳中には使用しないハーブ
③キク科アレルギーの方は使用しないハーブ
④バラ科アレルギーの方は使用しないハーブ
⑤イネ科アレルギーの方は使用しないハーブ
⑥長期の連続使用はしないハーブ
⑦薬との相互作用があるハーブ
⑧子供は使用しないハーブ
ハ―ブは禁忌が特に多い植物ですので気をつけて確認した上で提供していきましょう。お客様に提供する際はドライハーブティーを作るには、ティーポットにドライハーブを入れて熱湯を注ぎ、蒸らします。
※摘みたてのフレッシュハーブを使用する際は少し分量が違いますので気をつけて使用します。フレッシュハ―ブを使用する際はのハ―ブは必ず洗っておきます。 一人分は手のひらに一つかみが目安。 ハーブをポットに入れ、沸騰したお湯を注ぎ、3~5分蒸します。
下記を参照していきましょう。
<手順ポイント>
1.ドライハーブを入れるティーカップ1杯(約150~180cc)あたり、小さじ1杯(3~10g)を目安に入れます。
2.熱湯を注ぐ沸騰したお湯(98℃前後)を静かに注ぎます。
3.蒸らすふたをして5~7分ほど蒸らします。
4.完成蒸らしたら全体をかき混ぜ、味わいを均等にします。

「フレッシュハ―ブティーの作り方」
①収穫したハーブを洗い傷んだ葉などを取り除き、水気を切ってちぎります。
②カップ1杯分あたりティースプーン3杯をメドにフレッシュハーブをポットに入れ、沸騰したお湯を注ぎ3〜5分程度蒸らします。
③好みの色まで蒸らして、カップに注いで出来上がりです。
<主なハーブティー>
レモンバーム・タイム・ペパーミント・・アップルミント・スペアミント・ラベンダー・ローズ・レモングラス・バジル・フェン ネル・ジャーマンカモミール・セージ・マロウ・ポットマリーゴールド・アニス・オレンジ・セボリー・ローズマリー・マジョラム・バーベ ナ・ペールローズ・レッドローズ

ハーブティーの代表的な作用は、リラックス効果です。多くのハーブに、苛立ちや不安、緊張、ストレスなどを緩和して、心を安定させる力があるとされています。また、ハーブティーを淹れてゆっくり飲むという行動そのものも、気分を切り替えるのに効果的です。
ハーブティーの豊かな香りは、脳に直接届き、自律神経を整えるといわれています。自律神経の乱れは様々な身体的不調を引き起こすため、ハーブティーは体調を整え、病気を予防するのにも効果的といえるかもしれませんね。監修:水野かよ
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