ハ―ブクラフト講座で使用している岩塩と海水塩の違い②

ヒマラヤ岩塩

ハ―ブクラフト講座で使用している岩塩と海水塩の違いは、主に採取場所と製法によるものです。岩塩は、地中から採掘される塩で、海水塩は海水から作られます。また、岩塩は採掘方法や溶解法によってミネラルの含有量や味が異なる場合がありますが、海水塩は天日製塩法など、製法によって味や栄養成分が異なります。

海に囲まれた国・日本に産まれ育つと、海からの塩に馴染みがありますが、世界を見渡すと最も多く使われているのは岩塩で、北アメリカ・ヨーロッパで特に良く使われています。岩塩は、海底が地殻変動のため隆起して、海水が陸上に閉じ込められ、水分蒸発で塩分が濃縮し、結晶化したものです。数億年前の海の化石、岩塩も、遥か歴史をさかのぼれば、海水から出来たものなんですね。ということは、この壮大なヒマラヤ山脈も、大昔は海だった?ということなんでしょうか?何だかロマンチック発見ですね。岩塩は沢山の種類があり、他にもクリスタル岩塩やヒマラヤ岩塩の他にもいくつかありますので自分にあった岩塩を探して見るのも面白いかもしれませんね。

ヒマラヤ岩塩には、さまざまな効果が期待出来ると言われていて、主なものとしては、冷え症や肩こり、腰痛の改善、アンチエイジング効果、空間浄化効果、リラックス効果などがあります。また、ヒマラヤ岩塩を食用塩として利用することで、体内ミネラルのバランスを整え、健康的な食事をサポートすることも期待できます。

見た目にも美しく、そこに飾っておきたくなる岩塩。原産国の一つであるパキスタンのお土産やさんでは、岩塩で作ったエキゾチックなランプや置物があります。無骨なシルエットのランプが、ほんのりとした明かりを灯してくれます。そのまま加工されず、ごつごつのままの岩塩の塊も、テーブルの上に置いて見ているだけでも癒されます。いろんな色で表現できるから、飾り物としての効果が生きてくるのも、岩塩の魅力ですね。ヒーリング効果があるヒマラヤ山脈から採れた奇跡の岩塩は、身体を癒しの世界へ誘ってくれる素晴らしい地球からの贈り物なのかもしれませんね… 監修:水野かよ