さわやかな伊予柑の香り食器洗いキッチン洗剤

セスキ炭酸ソーダは皮脂や垢、台所の油汚れといった酸性の汚れに特に効果を発揮します。 さらにタンパク質をある程度溶かす効果もあるので、血液による汚れが良く落ちます。 一方、苦手なのは、水アカや石鹸カスなどアルカリ性の汚れ落としです。重曹やクエン酸を使ったキッチン洗剤は良く見かけますが、セスキソーダのメリットは深くこびりついてしまった油汚れや血液など衣類や食器などに利用すると綺麗に落ちます。

セラピストからアドバイス

セスキソーダ(セスキ炭酸ソーダ)と水を混ぜてセスキ水スプレーを作り、食器洗剤に混ぜて使用します。具体的には、スプレーボトルに水500mlに対しセスキ炭酸ソーダ小さじ1~2杯を入れ、粉が溶けるまでよく振って混ぜます。油汚れが気になる食器にスプレーしてから通常の洗剤で洗うことで、汚れ落ちが良くなります。今回は伊予柑精油を使用しました。

作り方:

材料:必要な材料セスキ炭酸ソーダ(粉末、水、 空のスプレーボトル

1.スプレーボトルに水500ml(またはお好みの量の水)を入れる。

2.セスキ炭酸ソーダを小さじ1~2杯(約5~10g)程度加える。

3.伊予柑15滴精油を加える(おすすめ精油はライム、グレーフル―ツ精油、オレンジ精油、伊予柑精油、ゆず精油)

3.粉末が溶けるまで、スプレーボトルをよく振って混ぜる。

使い方は油汚れが気になる食器にセスキ水をスプレーする。数分置いてから、通常の食器用洗剤で洗う。汚れの程度に応じて、セスキ水に食器用洗剤を数滴加えても良い。血液がついた衣類はタライに衣類を入れ、セスキソーダを大さじ1加えてからお湯を入れ一晩おけば綺麗に落ちます。

注意点:

セスキ水は日持ちしないため、使い切れる量(2~3日分程度)を少量で作ることが推奨されます。皮膚の弱い人はゴム手袋を使用しましょう。アルミや銅、真ちゅう、貴金属素材には使用しないでください。水溶性のため、水で拭き取れない素材への使用は避けましょう。

伊予柑は皮が厚く利用価値があまりないため市場には出回らないですが、近年では美容効果やビタミンCが豊富で体に良い事から幅広い利用価値が見直されて人気があります。ビタミンCによる免疫力強化や美肌効果、食物繊維のペクチンによる便秘改善、クエン酸による疲労回復、ヘスペリジンによる血流改善やアレルギー緩和など、伊予柑は、様々な健康効果が期待できます。また、リモネンが含まれるため、リラックス効果も得られます。伊予柑の主な効果と含まれる成分ビタミンCと、免疫力を高め、風邪予防に役立ちます。コラーゲンの生成を助け、肌のハリを保ち、メラニンの生成を抑制するため、美肌効果や美白効果が期待できます。クエン酸は、疲労物質である乳酸の分解を助け、疲労回復を促進します。更に凄いのは、エネルギー産生をサポートし、新陳代謝を促進する効果もあります。近年問題になっている食物繊維(ペクチン)腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を整えます。便の量を増やし、便秘の改善に効果的で、ヘスペリジンや毛細血管を強化し、血流を改善する働きがあり、高血圧の予防にも役立ちます。抗アレルギー作用があり、花粉症の症状緩和も期待できます。伊予柑に含まれいるリモネン柑橘系の爽やかな香り成分であり、リラックス効果やストレス解消に繋がります。また、伊予柑に含まれている成分シネフィリンは気管支をゆるめる働きがあり、風邪予防に効果的です。体脂肪の分解を促進する成分としても知られています。

セラピストからのアドバイス:

伊予柑のその他の活用法お風呂に活用法食べ終わった後の外皮を風呂に入れると、美肌効果があると言われています。

アロマセラピスト:水野かよ

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